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スローフードとは?

マクドナルドがイタリア一号店としてローマに進出したのが1986年でした。ファーストフードの特長はいつでもどこで食べても同じ味、食べ物への注意を払うことなく特に考えることなく、注文して口に運ぶ便利な、規格化された食べ物です。安くて効率のいいものですが、個性や健全な成長や味覚を育てるチャンスを失うことになっているのではないでしょうか。
若者を中心にイタリア人の食環境が一気にファーストフード化することに危機感を覚え、彼らは反対運動を起こした。

「イタリア各地に根付いてきた伝統的な郷土料理はどうなるの?」
「単一的な味に慣らされる若い人たちの味覚や健康はどうなるの?」
「速く食べる習慣が身に付けば家庭料理や家族の団欒はどうなるの?」
「安価で均一の味、偏った食品内容の食の画一化は恐ろしい」
「それは米国流の食文化の1つだが、イタリアの伝統的な多様な食材・料理・味・コミュニティがあってこそイタリアが大切にしてきた食文化だ」
と。

スローフードは1986年イタリアのピエモンテ州ブラという小さな街で、現在のスローフード協会会長のカルロ・ペトリーニ氏と仲間が始めた食文化を守る運動としてスタートしました。
向こうがファーストなら、こちらはスローでいこうという訳で、スローフードという響きのいい言葉がたちまち広がった。
伝統的な食材を守り育て、味や料理を楽しみ、次世代に本物を伝えて行くこと。その根幹にはゆっくり共に食事を楽しみ、これまでの食環境を見直し、人と語らい、食を通じて人々の幸せを求めていくという考え方があります。
スローフードには、人類の生命に欠かすことのできない食の尊厳、食の快楽、真のグルメをイタリアの芸術と同格に位置付ける強烈なメッセージが込められています。
スローフード協会は、いま世界80カ国を越え約1,000の支部(コンビビゥム)があり、会員8万人を越える。世界最大の”食“に関するNPOで、日本にも32の支部があり全国に2,000人の会員が加入しています。
「スローフード横浜」もイタリア本部が承認した支部の1つです。
スローフードは世界的な食の未来志向のムーブメントです。


スローフードの3つの基本原則「おいしい きれい ただしい」

スローフード横浜とは?
それはまさに、欧米中の食の到来であり食の文明開化といえよう。
今やすっかり日本の食として定着したパンや牛肉、乳製品、畜産加工品などは、まず横浜から全国各地に広まっていったのです。
さらに牛鍋から進化した「すき焼き」、横須賀の海軍基地で生まれたといわれる「カレーライス」、日本最大の中華街にルーツがある「ラーメン」など、日本の現在の大衆料理も横浜を発祥の地としています。
つまり日本の食文化に新たな味と伝統を加えたのは横浜なのです。
私達は、横浜が150年前、欧米の食文化流入の玄関となった場所であるからこそ、日本の「食」の工業化を考え直し、横浜をはじめ神奈川県下の日本の伝統的な食文化を見直そうという動き、スローフード運動を始めました。
具体的には、

1.消えゆくおそれのある伝統的な食材や料理、質のいい食品や酒を紹介する。
2.質のいい素材を提供する小生産者を紹介する。
3.子供たちを含め消費者に味覚教育を進める。
「スローフード横浜」は大都市圏の横浜に限らず、広く神奈川県下に範囲を広げて農業・漁業・畜産業・食品加工業といった生産現場の現状と可能性について、いろんな形で情報を集めて参ります。

私達のミッション