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神奈川県は、産地というよりは食の消費地という印象が大きいのではないでしょうか。
しかし、県内を探してみると、意外と知られていないさまざまな「こだわりの食・食材」があります。
2004年5月に本協会主催で開催の「よこはまスローフードフェア2004」に出展されたものから
『地元の味:地場産の食材』 『残したい:伝統の味』 『元気になろう:地域おこし』
の3つに分類し、その一部をご紹介します。 |
[地元の味:地場産の食材]
足柄茶
丹沢・箱根山麓の自然の恵みを受けて育った足柄茶の栽培は、1923年の関東大震災の産業復興策として始まりました。
霧が発生しやすい土地柄、葉が柔らかく生長し、品質の目安となる全窒素量が多く、うまみ成分のアミノ酸を多く含んでいます。山間地特有の深い香りと風味を楽しめます。
(連絡先:神奈川県農業茶業センター)
258-0124 神奈川県足柄上郡山北町川西691-7 TEL.0465-77-2001
URL:http://www2.ocn.ne.jp/~ashigara/ |
三浦大根
江戸時代、大根と言えば「練馬大根」と「三浦大根」でした。ところが安定生産の青首大根が現れて以降、首のくびれた白首の三浦大根は栽培に手がかかり、栽培する農家が激減。私たちの口に入りにくくなっています。
10月〜2月の寒い時期が旬で、きめが細かくほっくりとした食感が抜群においしい三浦大根。2004年5月開催のフェアでは、生産者である吉田和子さん手作りの切り干しの煮物を味わっていただきました。
(連絡先:吉田和子さん)
238-0101 三浦市南下浦町上宮田3357
TEL.046-888-0229 FAX.046-888-0520, 046-888-0229 |
三浦半島のわかめ・昆布
三浦半島で獲れる昆布は1年もので柔らかく、煮物がお勧めです。10年ほど前から鴨居でも北海道日高の昆布を種に昆布の養殖がさかんになり、今では地元産の早煮昆布として、家庭用ばかりでなく贈答用にも人気がでています。
生産者の高橋久枝さんは、早朝刈り取った、幅20〜30センチ、長さ4メートルにもなる昆布を、一枚一枚手早く海水で洗い、ていねいに干場につるしていきます。また、手軽さから塩漬けわかめが増えている中、香りが良く栄養価が高い天日干しのわかめにこだわり続けています。
(連絡先:高橋久枝さん)
239-0813 横須賀市鴨居2-74-4 TEL.&FAX.046-841-1454 |
横浜の露地野菜
横浜市内の西谷地区では様々な野菜が栽培されています。伝統的なものでは西谷ねぎがあり、味と香りと柔らかさが自慢ですが、出荷時に傷がつきやすいため市場に出にくく生産量が減少しているといいます。ところで、同地区で2.5ヘクタールの畑で年間約55品目の露地野菜を作り、直売所『FRESCO』(「新鮮な」というイタリア語)で販売している苅部さん。ドレッシングなど調味料に頼らない野菜本来の味を分かってもらおうと、おいしい野菜作りを目指しています。
(連絡先:FRESCO「苅部」)
240-0052 横浜市保土ヶ谷区西谷962 TEL.&FAX.045-381-2881 |
[残したい:伝統の食]
行事食&保存食
神奈川県では農家・農村地域に受け継がれてきた生活技術を伝承する「ふるさとの生活技術指導士」を認定しています。この指導士の会では、継承活動を通して、都市農業の振興を目指しています。
自然からの恵みへの感謝を表した行事食。横浜・川崎にも伝えたい伝統食があります。
(連絡先:横浜・川崎ふるさとの生活技術指導士の会)
224-0042 横浜市緑区三保町2076 TEL.045-934-2374(吉田さん) |
酒まんじゅう
昔の相模原では小麦粉で作る酒まんじゅうはお祭りやお盆にかかせないご馳走でした。さがみ夢工房ふっくらでは、「伝統の味を後世に残したい」との思いにこだわり、「ふっくら」させるための米麹の発酵に大切な温度と湿度管理に手を抜きません。
無農薬栽培の米・麦・小豆を使用しています。
(連絡先:さがみの夢工房 ふっくら)
228-0826 相模原市新戸2041 TEL.&FAX.0462-51-3826 |
味噌・醤油・粟ぷかし
座間市の農家女性グループ「八華会」の有山久子さんが作る味噌は黒大豆も入った甘みのある味噌。
醤油は1年熟成させたもろみを絞っています。味噌も醤油も麹そしてその原料である麦を自作するというこだわりです。
また座間市には、今では作られなくなったご飯「粟ぷかし」(もち米に粟とサツマイモを入れて蒸し上げた)もあり、その味も伝えたいといいます。
(連絡先:有山久子さん)
228-0013 座間市栗原2-19-11 TEL.0462-53-7749 |
小林屋豆腐店の豆腐
数、価格など国産大豆の使用に限りがある現在、小林屋豆腐店では国内産の大豆を使った豆腐を大切に作っています。
凝固剤、大豆の種類、作り方によってさまざまな味になる豆腐。
2004年5月のフェアでは、この豆腐が大絶賛でした。
(連絡先:小林屋豆腐店)
221-0802 横浜市神奈川区六角橋2-17-11 TEL.&FAX.045-491-5964
Email:k-tofuya@he.netyou.jp |
[元気になろう:地域おこし]
ハム工房まいおかのハム・ソーセージ
戸塚区の舞岡周辺は横浜市の「舞岡ふるさと村」に指定され、農業体験や自然観察ができる地域。ハム工房まいおかは、その舞岡で、安全で良質の飼料を与え太陽の光をいっぱい浴び、地下深く掘り下げられた舞岡の地下水をたっぷり飲んで育てられた豚を原料とし、こだわりの塩や香辛料を使用してハム・ソーセージに加工販売しています。
また、市内の小学校や地域でウィンナー作りの体験教室を開き、地産地消の普及につとめ、季節ごとに開催される「舞岡ふるさと村のイベント」にも積極的に参加しています。
(連絡先:ハム工房まいおか)
244-0813 横浜市戸塚区舞岡町777
TEL.:045-822-5789
URL:http://www.hamumaioka.co.jp/ |
片浦レモン
相模湾にほど近い風光明媚な片浦地区は、みかん・レモンの産地として知られています。片浦レモン研究会はNPO神奈川県消費者の会連合会とともに、安全・安心を求めて歩んで25年。皮まで使える健康と安全なものを提供します。
片浦レモンは、防かび剤(農薬)等をほとんど使いません。
見た目は少し悪いかもしれませんが、皮ごと安心して食べることができ、柔軟多汁、酸味が強いのが特長。このレモンで無添加のジャム、ソース、ワインなどが作られています。
12月〜5月が収穫時期です。
(連絡先:NOP神奈川県消費者の会連合会)
221-0052 横浜市神奈川区栄町2-1-407 TEL./FAX.045-461-2322 |
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